就職活動について老婆心ながらアドバイス

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いよいよ3月後半。

 日本全国で来年の動きが始まっていることだろう。いや、それももう終盤か。

 ひとつ老婆心ながら述べさせてもらうと、就職する際に、酒を飲んだりすることもあろう。しかし、ゆめゆめ、酒に飲まれてはいけない。

 あなたに酒を飲ます側の病院管理者側は、いろいろな臭いことに蓋をしてあなたを招き寄せたいだけかもしれない。

 酒を飲んでもよいが、条件を確認することを忘れてはいけない。

 給料はともかく、その他の諸条件。

 休みの条件はどうなのか。有給休暇は、当直は?

 また、時間外手当のこと。

 先日、当院に、始業15分前に怪我をした患者が来院した。結局、縫合したのであるが、看護婦にはきちりと、15分の時間外手当を要求された。もちろんこちらも支払うつもりでいたが、これが世の中の常識である。

 夜中や休日に働いて、時間外手当をもらわないなんて、この世で、医者くらいしかいないだろう。

 病院側と話をするとき、飲んでも良いのだが、この時にはこちらの条件と向こう側の回答をメモすることにしよう。それに向こう側に署名させるなど、大仰なことまではいらないが、メモをきちんとして、飲み会だろうが、何だろうが最後にきちんと読み上げる。そして、それに沿って、早急に就業規定を作ってもらうことを確約させよう。もしそれで怪訝な顔をする管理者側だったら、お務めするのは辞めた方が良い。

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